社会福祉法人 照明福祉会

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〒899-6405  鹿児島県霧島市溝辺町崎森2705−3

         乳児保育

     乳児ルームの1日

 

         7:00   順次登園・自由遊び
          
          9:15   おやつ
              〇その日の活動・・・戸外遊び・おさんぽ・室内あそび・わらべ歌遊び等
         
         11:20   食事

               午睡(休息)

         15:00   おやつ

               自由遊び

         18:00   延長保育 (〜19:00)


      育児担当制

 
 子どもの中に様々な生活習慣が形成されるには、乳児期に大人が丁寧に関わっていくことが大切です。家庭では、お母さんと子ども一対一ですが、こども園は集団なのでなかなかそうはいきません。
 心悦認定こども園では、乳児期の子どもとの関わりを担当制で行っています。食事・排泄・睡眠など生理的欲求を可能な限り同じ保育教諭が関わることで子どもの欲求を十分の受け止め、愛着を形成していきます。いつも世話してくれる大人が決まっているということは子どもの情緒を安定させ、担当の保育教諭がその子どもの発達段階や心理状況などをよく理解して丁寧に接することによって、子どもは無理なく生活習慣を身につけられるのです。


             流れる保育

 
 子どもは一人ひとりの生体リズム・生活リズムも違います。心悦認定こども園では、一人ひとりの生活リズムを考慮して日課をつくり、トイレ・外へ出る準備・食事・睡眠など、一斉にではなく時間差をつけて行っていくことで不必要に`待たせる保育`にならないようにしています。それは、子どもと担当保育教諭が一対一で関わることのできる大切な時間にもなります。毎日同じ日課を担当保育教諭と一緒に過ごすことは、子ども達に大きな安心感をもたらします。そして、次に自分が何をするのか、少しずつ見通しが持てるようになっていきます。
 たとえば、食事の場面。食事をしている子もいれば、自分の順番になるまで遊んでいる子もいます。食事がすんだ子からお昼寝をしている子もいます。一斉に食事を行う保育園では見られない光景でしょう。でも、生活リズムや生体リズム(発達)に十分に考慮されていれば、それぞれ子ども達はイキイキと今ある活動に取り組んでいますよ。

       
                        

      
 

       乳幼児期は「ヒトから人間となる」発達の鍵を握る大切な時代                                      
 無限の可能性を秘めた乳幼児期の子どもはまるで天使のように周りの人々を幸せにしてくれる存在です。乳児が驚くほどの成長を短期間に成し遂げてゆくことはまるで奇跡とも思えるほどです。
 ただ近年の乳児の急激な成育環境の変化には懸念の声もあります。テレビやゲームなど刺激の強い音や光、物質または超早期的教育などによる成長の歪みを危惧する声です。最近の乳幼児の発達観や脳科学の研究は人が乳幼児期をいかに(最適に)過ごすか否かということがその後の人生(の幸せ)に大きく影響を与えるということを明らかにしてきました。
 私たちは乳幼児のこどもを保護者の方々と心を合わせて、その存在を尊重し理解して自然な成長を応援していくことこそ最も大切なことだと考えています。
 







        


       食事風景(1歳児)



       乳児の睡眠スペース